子育て&ワーク

「子どものために」私がしてあげられること

2021.12.20

長岡市に住むKさん(49歳)の職場復帰ストーリー
お住まい:長岡市
家族構成:夫、長女(8歳)、次女(8歳)双子
出  産:2014年10月
復  帰:2016年4月
職  種:パート・アルバイト
 

「○○になったら…」不安が募る

2人一緒に病気になったらどうしよう

仕事復帰にあたって一番の不安は、子どもが病気になったらどうしようということでした。双子ということもあり、片方が病気になれば立て続けにもう片方もうつってしまう可能性が高く、その場合の看病はどうしたらいいのだろうか、仕事を休むことができるのだろうか、ということが不安でした。実家が近いとはいえ、どちらの両親も高齢で病気の子どもの面倒をみるのは難しいだろうし、夫も朝から晩まで忙しく、私が出産の時でさえ休めるかどうかわからないような状況だったので、私が何とかしなくてはと復帰する前から不安を募らせていました。

休みは取れるの?その間の業務変化も心配

子どもが病気になった時にお休みをもらえるのかがとても不安でした。また、仕事上の知っておかなければいけない税務知識等が休んでいる間に改正されていた部分があったので、休業前の事を思い出せるか、新しい事を覚えられるかがとても不安でした。

「子どものために休む」という姿勢を示す

先輩ママや保育園の対応に助けられた

悩んでいても仕方がない、その時になったら考えよう、子どもの体調不良で仕事を休まなければいけないことが繰り返し続くようなら仕事も辞めてしまえばいい、と半分開き直り職場復帰しました。復帰した初日、子どもを保育園に送り届け、会社に着いて数十分後に保育園から「○○ちゃんお熱があるようです。お迎えお願いします。」の連絡。もう笑うしかありませんよね。泣きたい気持ちをぐっとこらえ、上司に相談したところ初日だったこともあり快く早退することができました。幸いお熱もすぐ下がり、次女に感染することもなく翌日には登園することができたため私もすぐに仕事に復帰できました。それからは、保育園で仲良くなった先輩ママさんからいろんな情報をいただき、姉妹が感染しないよう片方の具合が悪くなったら即隔離することや、小さい頃からマスクを着けさせる習慣づけをして私が防いであげられることはできるだけ実行するようにしました。また保育園でも小さいうちから手洗いやマスクの指導をしてくださりました。おかげであまり大きな感染症等なく保育園時代を過ごすことができました。

 

まずは子どものことを知ってもらう

職場復帰前に数回、子どもを連れて会社に顔出しをしていたことや、上司や同僚の中にも子育て中の人が多いこともあり、復帰後も子どもの様子を聞いてくれたり、話を聞いてアドバイスしてくれたりとありがたかったです。

後輩ママのために休みやすい職場をつくりたい

 

大きな感染症等はなかったものの、1ヶ月に数回、早退やお休みが続いた時は部署の上司に「誰かに頼めないのか?」と言われたこともありました。その時はさすがにへこみましたが、一緒に仕事をしていた仲間が「大丈夫、フォローできるから」と言ってくれたので心強く安心して休めました。それに会社内で出産から、職場復帰したケースが無かったため、次に続く若い後輩のためにも、「子どものために休みやすい環境づくり」が私の復帰後のテーマでもありました。なので、今自分が「子どものために休む」という姿勢を示さなければという想いがありました。今は子どもも大きくなったので、私を助けてくれた人たちへの恩返しと思い、小さいお子さんを抱えている職場のパパやママを支えられるようにできる限りのサポートをしています。知識等については自分が勉強することしかないと思い、できる限り仕事時間内で覚えるようにしました。わからないことは後回しにせず、先輩だろうと後輩だろうと関係なくすぐに質問して解決するように心がけました。

   

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