子育て&ワーク

「また頑張っていこう」多くの人に支えられて迎えた職場復帰

2021.09.21

燕市に住むMさん(30歳)の職場復帰ストーリー
お住まい:燕市
家族構成:夫、長男(1歳)
出  産:2020年2月
復  帰:2021年4月
職  種:会社員
   

初めての出産、頼りの母は…

いつも傍にいてくれた実母との別れ

私は1月に産休に入り2月に出産の予定でした。しかし、産休に入る1ヶ月前の12月、実母に癌が見つかり2ヶ月たらずで亡くなってしまいました。ちょうど私の出産月です。初産でなにもかも初めてでしたし、出産準備の中での出来事でした。母はほぼ毎回検診に付き添ってくれて、赤ちゃんの性別が分かった時も一緒にいました。これから私はどうしたらいいのか不安になりました。もちろん出産をして、子育てをして、育休が終われば仕事をしながら家事や育児をしますが、実家が近かったこともあり、母親にサポートをしてもらいながらと考えていました。それがもうできない…。なにもかも不安でたまらなかったです。それでも産休・育休中は義母が親身になって助けてくれました。ミルクにお風呂、赤ちゃんのあやし方。いろんな育児のノウハウを教えてもらいやってこれました。個人でやっている助産師さんにも電話を掛けて悩みの相談をさせてもらいました。しかし、私は義母の家から1時間ほど離れたアパートで暮らしていたこともあり、職場復帰をするとなかなか会えなくなり、これから全部自分でやっていかなくてはいけないのではないかというプレッシャーがありました。育児以外にも仕事のことや保育園のことで頭がパンパンで沸騰しそうでした。

ちゃんと仕事に戻れるか不安

職場復帰にも心配がありました。実家には頼れない分、仕事をしながら育児のほとんどを自分でこなさなくてはいけないプレッシャー。 そして、実母の側にいてあげたいと思い1ヶ月早く産休に入ったことと、2ヶ月育休を延ばしていただいたこと。合わせて3ヶ月も多くお休みをもらっていたので仕事に戻れるか心配でした。

サポートしてくれる人はたくさんいる

先輩ママからのアドバイス

頼りにしていた実母がいないのですが、職場には先輩ママさんがたくさんいましたので相談をしました。保育園の申し込みは早めがいい、途中入園より4月からの方が入りやすい等、職場復帰にあたり色々なアドバイスをいただきました。私は2月で育休が終わる予定だったのですが、途中入園より4月に入園させようと思い育休を2ヶ月延長してもらいました。その間、いつから保育園の入園募集が始まるかを市役所に確認しに行き、毎日のように市のホームページを見てチェックをしていました。そして、無事に第一希望の保育園が決まり、少しずつ入園で必要なものを揃えていきました。

支えてもらったからこそまた頑張れる

職場の方に温かく迎えられ、以前と同じく接してもらい心から安心できました。やはり1年半休んでいたこともありブランクはありますが、これからまた頑張っていこうと思います。出産・育児、職場復帰のサポートは、実母だけでなく夫や家族、そして職場の方々、市役所の方々、助産師さんなど色々な人に囲まれながらやっているんだなと改めて思います。本当に心強い存在です。

   

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