子育て&ワーク

移住先で迎える初めての出産と育児

2021.06.21

見附市に住むMさん(30歳)の出産前のお悩みストーリー
お住まい:見附市
家族構成:夫、長男(1歳2か月)
出  産:2020年4月
復  帰:2021年4月
職  種:営業職
   

これで合ってるの…?初めて尽くしで悩む日々

仕事への責任感と体調面の葛藤

私の仕事は外回りが多いので車の運転をよくしていました。私は妊娠特有の眠気が6か月頃まで続き、もう自分の体だけではない!と気を付けて運転していましたが、強い眠気が何度も襲ってきた時はさすがに運転が怖くなりました。職場の上司や同僚が気を遣って下さり、無理しなくても良いよと声をかけてくれて、その言葉はとても嬉しかったのですが、「産休に入るまでは任された仕事は全うしたい」という仕事への責任と「妊娠中だから安静にした方が良い」という考えの葛藤があり、どちらを優先すべきかとても悩みました。

移住後の出産と育児に苦戦

そして仕事の引継ぎも完了し、無事に産休に入りました。私は県外出身で結婚を機に新潟へ移住したため、身内と会社の同僚以外の知り合いがいない状況でした。産休に入ると同僚との接点が減ってしまい、ママ友がいない状態で、初めての出産、初めての育児を経験しました。最初は私自身が明るい性格の方なので、楽しく育児と向き合っていける!ママ友もすぐできる!と思っていたのですが、コロナ禍で市が運営するママ友コミュニティなどのイベントの中止が相次いだことで、ママ友と出会える機会が減り、育児に悩んでもそれを相談する相手が見つからず、閉鎖的な環境での育児となりました。

子どもの成長速度に驚き!一方の私は?

 

そんな中、息子は3か月で寝返り、6か月ではいはいとつかまり立ちができたりと、嬉しいことに成長速度が早く、1日、1か月とどんどん成長して、どんどんできる事が増えていきました。それに対して、私自身は毎日3時間おきの授乳で寝不足気味の中、育児本や育児アプリから情報収集をする日々で、私の育て方は合っているのかな…周りに先輩ママがいたら相談したいのに…と不安を感じながら過ごしていました。

さらに、1番不安だったのが、息子へのコロナ感染が怖く、あまり外出をしなかったために、同じ月齢の赤ちゃんやお兄さん・お姉さんとの関わりがなく、人見知りをしてしまうのではないかということでした。またママと離れた事がないため、保育園に通う事ができるのかと不安になりました。

初めてでも大丈夫、悩んだときは相談しよう!

外に出るきっかけは意外と近くにある?

育児について相談する相手がいなかったところに関しては、ちょうど相談したいと思っていた時に同僚から「子どもの様子はどう?育児に疲れてない?」や「会社に遊びにおいで」と連絡をもらいました。
連絡をもらったおかげで、会社の先輩ママに育児の事を相談したり、息子と会社に顔を出し、不安ごとや愚痴を聞いてもらったりできました。すると気持ちがスッキリし、もう少し外にも出てみようと思うようになりました。

ママにも子どもにも友達ができる空間

 

そして、息子が6か月になり、はいはいとつかまり立ちができるようになったタイミングで、市が運営する支援センターに飛び込んでみました。まずは月に1回赤ちゃんだけが集まるイベントがあり、参加してみました。すると、ママ友を作るきっかけが欲しかった、コロナが怖くて中々外出ができなかったなど同じ悩みを持ったママさんと子どもが参加しており、悩みを共有していく中で連絡先を交換し、初めてのママ友ができました。そして、息子は広い室内で遊具やおもちゃが沢山ある支援センターが気に入り、息子は遊ぶため、私はママ友と情報共有をするため、支援センターに通う日々が始まりました。

週3日~4日のペースで支援センターに通うようになり、息子も私も顔見知りのお友達ができました。今までは私にべったりだった息子もお友達と遊ぶようになり、人見知りをするのではないか、保育園に行けるのかなどの不安がいつの間にか消えていました。子どもの順応能力にも驚きですが、支援センターに通っていたおかげで、今では保育園に慣れ、息子は毎日楽しく先生とお友達と遊んでいます。

育休中の不安は子育て支援センターで相談!

最後になりますが、私が育休期間中に一番頼りにしていたのが、支援センターの先生たちでした。息子の名前もすぐ覚えてくれ、支援センターに行く度に一緒に遊んでくれました。そして、息子が3週間下痢が続いて悩んでいた時も親身になって対処法を調べてくれ、私の不安をすぐに解決へと導いてくれました。
私のように県外出身者の方は結構多いのかなと思うので、育休期間中はママ友作りのきっかけと育児の不安解消をするために支援センターへ行ってみる事をおすすめしたいです!

   

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