子育て&ワーク

方法にとらわれて、大切なこと忘れていませんか?(1)

2019.05.20

  • 水科 江利子(みずしな えりこ)

■一般社団法人 セルフアドヴァンス協会 代表理事
■ieスタジオ 代表
■加圧トレーニング、骨盤調整、健康体操指導、整体、コーチ、パフォーマンス学など多岐に渡る心身の資格所有

保育士を経験後、2015年、誰もが素晴らしい存在である!を実証すべく、自分で自分を癒し高めるサポートとして一般社団法人セルフアドヴァンス協会を設立。
自身の拠点でもあり、貸スタジオとしても運営するieスタジオ(新潟県三条市仲之町2-14)では、美と健康のレッスンを中心に様々なイベントが開催されている。


方法にとらわれて、大切なこと忘れていませんか?

方法にとらわれて、大切なこと忘れていませんか?

「もっと優しくなりたい!」
「もっと良い子に育てたい!」
子育て中のママであれば、そう思うことは良くあることです。
私も、子育てと仕事の両立の中で「そんな魔法があったら使いたい!」と思ったことは何度もあります。

同じように、全国の子育て講演・講座の受講生からも同じ想いをたくさん聴いています。
インターネットや子育ての本、SNSの投稿などで見る子育て方法は、自身の子育てのヒントにはなっても、いざ自分がチャレンジしてみるとなかなかうまくいかないものです。
大切なことは、自分が自分の想いを大切にすることです。
目まぐるしい毎日の中で、「ママは子どもが大好き」という気持ちを伝えてみませんか?
同じように「子どもはママが大好き!」という子どもの気持ちを受け止めてみませんか?
そうすることで、ママも子どもも愛情溢れる本来の可能性が引き出されるのです!
私 水科江利子のコラムでは、脳と心と身体を通して本来のチカラが発揮できることをお伝えしていきますね。

方法にとらわれて、大切なこと忘れていませんか?

何年か前のことです。5回連続でご参加いただく子育て講座の受講者のAさんが、方法にとらわれる前に、自分の想いを大切にしたことで、劇的に子育てが変わったというお話をご紹介します。

題して、【折り合わない長男とのドキドキ事件!】です。
初回講座終了後、Aさんが泣きながら、子育ての本を手にしてこう言いました。
Aさん「私は今、長男(小5)次男(小3)長女(小1)3人の子どもを育てながら介護士として働いています。毎日イライラして、特に長男と喧嘩ばかり。この本に書かれている方法で子育てと仕事の両立がラクになりますか?!子どもは良い子になりますか?」
私はこうお答えしました。
水科「うんうん。分かります。そして本の中の事にとらわれる様なら、今日から読むのを止めてみて!そして、自分がどうしたいのか?この子とどう関わりたいのか?を大切にしてみてはどうかしら?」

Aさんは、ちょっと驚いた表情でしたが、それでも現状を変えたくて、「やってみる」とうなずいてくれました。
その1週間後にお会いしたときには、「良く分からないけれど、少し長男と喧嘩しなくなったんです。続けてみます。」 そうAさんが報告してくれました。
そんな様子を聞いて少し安心していたのですが、その後、事件が起こったのです。

Aさんの夫は帰りの遅い仕事で、Aさんもその日は仕事の都合で8時ごろに帰宅予定。子ども3人(長男小5、次男小3、長女小1)だけでお留守番したことはあるものの、夜の8時まで子どもだけという状況は初めての経験。
帰ってからのご飯の支度、宿題、お風呂・・・考えただけでもパニックになりそうでした。
帰宅前に電話で長男に 「簡単にありものを食べて、下の子をお風呂に入れておいて欲しい」 と伝えると気乗りのしない返事。
長男を叱りたい気持ちを抑えて急いで帰ると、外まで聞こえる子どもたちの泣き声に、更にイライラ!
長男を叱るモードでドアを開けたら・・・そこに包丁を持った長男が立っていたのです。

次回(6/20更新)につづく

〇●〇ワンポイントカラダケア〇●〇

子どもと一緒に考えるキャリアデザイン(1)

整体学と私の30年以上の指導経験から、5月は、緩んだ身体が引き締まり、6月は、夏の身体へと対応してゆく時期です!
大切なことはしっかり身体を4月に緩ませたかどうかなのですが、今年の4月は元号が変わるタイミングということもあり、なんとなく緊張したままの方が多いように思います。
その緊張が、引き締まりにブレーキをかけていることも!?

 

人間の体は、肌荒れ、鼻炎、頭痛、首こり肩こりなど、身体が強張った症状が続くと精神的にもバランスを崩しやすいのです。
簡単なケア方法は、少し体を左右に捻りながら伸びをする!伸びながら、あくびをすることです。

心身のバランスを整えてリラックスでき、自然とやる気が起こりますよ。

ぜひお試しください。