投資ってやってみたいけど、何からはじめたらいいですか?
2018.11.05
Q.投資に興味がありますが、はじめる前に注意した方がいいことがあれば、教えてください。
A.少額でも投資がはじめられる「つみたてNISA(ニーサ)」は若年層や女性に人気があるといわれています。 気軽にはじめることができますが、投資をはじめる前に、まずは自分のお金の仕分けをして、それぞれに合った管理・運用方法などについて考えてみてはいかがでしょうか。
まず、自分の資金を分類してみる
皆さんの手持ちのお金は、すでに使いみちが決まっているものと、そうでないものがありますよね。それぞれのお金に合った管理をするためにも、まずはご自身のお金を分類してみましょう。
①生活資金 | ②使用予定資金 | ③緊急資金 | ④余裕資金 |
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日常の生活で使うお金 | 子どもの教育資金や自宅購入の頭金など、10年以内に使う予定があるお金 | 急な出費に備えるためのお金 | 10年以内に使う予定がないお金 |
①生活資金、②使用予定資金、③緊急資金は使いみちが決まっていますので、減らすことはできないお金ですが、④の余裕資金は当面使う予定がないので、「増やすお金」として、投資などに活用して将来のために運用することができます。
それぞれに合った運用方法は?
①から④に分類したお金は、それぞれどのような運用方法が向いているのでしょうか。
①生活資金と③緊急資金は減らすことができませんし、いつでも使えるようにしておく必要がありますので、元本保証で流動性の高い、普通預金・貯蓄預金などが適しています。
②の使用予定資金は、使いみち・使う時期が概ね決まっているので、流動性が高くなくても大丈夫です。資金を使う時期に満期を合わせた定期預金や、積立預金、または個人向け国債などで手堅く資金運用を行う資金に適しているといえます。
④余裕資金は当面使う予定がない資金ですので、預貯金よりも高いリターンを目指し、自分のリスク許容度に応じた金融商品を選んで将来のお金を増やすために投資に挑戦してみるのもよいですね。
「投資」と「投機」は違うもの
ところでみなさんは「投資」と「投機」の違いをご存知でしょうか。「投資」は、一般的に、中長期的な視野にたって、リスクを抑えながら資産の成長を目指すことを意味します。
「投機」は、一般的に、大きな利益を得ることを目的として、タイミングを計りながら、短期的な金融資産の売買を行うことを意味します。「投機」は大きな利益を得ることができることもあれば、大きく損をする可能性もあるといえます。
投資は怖いものと思っている方の中には、「投資」と「投機」を混同している方も少なくないのではないでしょうか。
また、投資に「怖い」というイメージを持っている方は、資産の値下がりや値動きによる元本割れが「怖い」「嫌だ」と感じるのではないでしょうか。
預貯金と違い、投資には元本割れのリスクがありますが、このリスクもある程度抑える方法があります。
次回は、そのリスクを抑える方法等についてお伝えしたいと思います。
- 新潟ろうきんでは、それぞれの資金に合った商品を用意しております。
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最近は料理を頑張っています。
仕事が終わってからでも作れる簡単・時短レシピを日々模索中です!