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【小千谷市】震災の教訓を学び、そなえよう「おぢや震災ミュージアムそなえ館」

2021.04.20

「10月23日」を伝えるために

2004年秋に発生した新潟県中越地震。あの時、被災地では何が起こっていたのでしょう。多くの体験談と教訓を集めた「そなえ館」には、これからの防災に役立つ情報が詰まっています。


施設アクセスはこちら

小千谷市民学習センター「楽集館」2階にあります

小千谷ICから車で約5分。「そなえ館」は、小千谷市民学習センター「楽集館」の2階にあります。

こちらは、震災発生後すぐの様子を知ることができる「発災ゾーン」です。被災したマンションの中の様子を再現したブースでは、強い地震に襲われたときに、家の中がどうなってしまうのかをよく知ることができます。

こちらは「発災シアター」です。震災発生当時を4D×3Dでリアルに再現します。映像や文字だけでは分からない、地震の大きさや恐ろしさを伝えてくれます。

被災後の避難生活を伝える展示

こちらは、ビニールハウスの中に生活用品を運び込んで避難生活を送った様子を立体的に再現したブース。小千谷市では、人口の2/3の住民が避難生活を強いられました。

避難所での救護や炊き出し等ボランティアの様子を再現したブース。当時の写真と共に、震災に立ち向かう人々の様子が展示されています。

仮設住宅の暮らしも再現

こちらは「復旧・復興ゾーン」です。豪雪に見舞われる中での応急仮設住宅での暮らしを再現しています。

被災から立ち上がる地域の様子、人々の苦労や努力が写真や展示を通して伝えられています。

震災を受けて進化する小千谷市の「備え」

「おぢやのそなえゾーン」では、震災からの復旧だけでなく、経験を生かして今後の備えをどう行ってきたのか。これまでの小千谷市の取り組みをまとめた展示があります。

復興へと進む小千谷市の様子を時系列で見てみよう

「復興の軌跡ゾーン」では、震災発生1年目から復興への軌跡を、時系列に並べた写真パネルで見ることができます。苦難に立ち向かい、たくさんの人々の協力を得ながら力強く復興へと進む小千谷市の様子をたくさんの写真で見ることができます。

備えるための知識や技を習得しよう

こちらは「防災学習体験ゾーン」です。防災に役立つ工作に挑戦することができるほか、さまざまな防災グッズを紹介。展示コーナーや地震動シミュレータで揺れを疑似体験できるコーナーもあり、備えるための知識や技を習得できます。

地域や震災にまつわる書籍を集めた本棚もあります。

「復興の軌跡ゾーン」と「防災学習体験ゾーン」の中ほどにバリアフリーのトイレが設置されているので、エントランスまで戻る必要がなく、お子さまと一緒にゆっくりと展示を見て回ることができます。

エントランスには、ライトや携帯用トイレなど、防災グッズが並びます。家族で訪れた際は、「そなえ」について考えてみてはいかがでしょう。

【マップ】

おぢや震災ミュージアムそなえ館

小千谷市上ノ山4-4-2 小千谷市民学習センター「楽集館」2階

電話
0258-89-7480
営業時間
9:00~17:00(入館無料)
休館日
毎週水曜日 年末年始
駐車場
有(180台)
施設内飲食
おむつ
交換台
自動販売機
HP
https://www.ojiyasunplaza.jp/sonae/index.html(外部サイト)

※2021年4月20日現在

     

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