マイホーム&マイカー

生活の変化に合わせて住みよい空間を手に入れる:リフォーム事例紹介

2020.11.05

不動産業を営む八木さん宅。関東の不動産会社で新潟県中越地域の物件を扱ううち、県内での起業と移住を決断。中古物件をリフォームして事務所兼自宅として使うことに。そのメリットや住まいにまつわる考え方を聞きました。

Q1.どのような経緯でこの物件に出会いましたか?

以前は東京で不動産を扱う仕事をしていました。特に新潟県、長岡市の中古物件の改修から投資家様に売り渡す業務を行っていたのをきっかけに、県内の物件を扱う会社の起業と移住を決めました。もともとこの家は、自分が商品として持っていた物件の一つで、事務所を別に借りることも考えたのですが、自宅兼としてしまえば効率が良いと、改修して住むことを決めました。

Q2.どのような情報収集を行いましたか?

周辺環境のチェックは大切にしていました。新潟は車社会なので、交通の便とすればバイパスや高速の入口との距離、スーパーやコンビニ、公園などが近くにあるかなど、利便性が良いかどうかをポイントとしてみていました。また、将来賃貸で貸し出した場合に賃貸需要は存在するのか、どれくらいの価格で貸し出せるのかという部分も情報収集しました。

Q3.中古物件やリフォームを選択して良かったことは何ですか?

やはり購入費用を抑えることができたことです。地域によってもちろん異なりますが、地価が安いことに加えて築51年の物件であったため、土地建物の取得とリフォーム費用を合わせても数百万円でした。自宅兼としたことで、起業するにあたり事務所を借りる必要もなかったですし、生活と仕事を一緒にできる空間が手に入って良かったと思っています。中古物件やリフォームに興味があるお客様には、改修や住み方について自宅をお見せすることで具体的にご紹介ができます。

Q4.これから中古住宅の購入や住宅リフォームを検討する方へ

子どもが生まれたり独り立ちしたりと、自分や家族の生活は変化していくもので、その中で必要になる住空間も変わっていきます。実はこの家もいずれは賃貸か売却して住み替えることを考えているので、リフォームの際は次の人に選んでもらいやすいように、今自分たちに必要な空間を手に入れるための最小限の改修にとどめています。

もちろん当面自分たちが住む空間として不自由のないように、2つの和室と廊下をつなげてリビング兼事務所の応対スペースにしたり、狭かったお風呂はユニットバスを入れたりするなど、必要に応じてリフォームしていますが、いつ賃貸・売却しても良いように費用対効果を意識しました。生活の中心は1階なので、2階部分は寝室として使っている部屋も含めほとんどそのままにしています。生活の変化に柔軟に対応できる住まいづくりを意識するのが大切だと思いますし、それが可能なのが中古物件・リフォームの魅力だと思います。

取材協力

◆プロフィール
八木 達史 様
会社名  らんべるアセット株式会社
お住まい 長岡市
家族構成 夫(32歳)
     妻(22歳)
     長男(0歳)

   

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