【三条市】冬でも南国気分を味わえる「保内公園 熱帯植物園温室」
2021.12.20
年間を通じて亜熱帯の植物を楽しめる
三条市の保内公園にある「熱帯植物園温室」は、冬でも15度以上に保たれ、南米やアフリカ、東南アジアなどを原産地とするバナナやパパイヤ、ハイビスカスなど、500種類の亜熱帯植物が育ち、1年を通じて色々な花や果実をみることができます。入園料は無料なので、お子さまと一緒に気軽に遊びに行けますよ♪
緑に関する相談もお任せあれ
はじめにお邪魔したのは「緑の相談所」が入る管理棟。樹木の育て方や病害虫の予防についての指導など、緑に関することなら何でも気軽に質問できるそう。ちなみに、保内地域は県内有数の植木産地とのこと。
フラワーアレンジメント講習会やクラフト教室、草花の展示会などが開かれるほか、園芸用品や雑貨の販売コーナーがあります。
園芸に関する書籍もずらり。
いざ温室へ
さて、この建物の2階が温室につながっているそうですが、階段を上っていく道中は全くそんな雰囲気はありません。
階段を登り切って進むと入り口が見えてきます。
ドアを開けたら南国
入り口のドアを開けるとそこは…別世界。亜熱帯の植物がところ狭しと育ち、まるでジャングルの入り口に立ったようです。
施設は総ガラス張りなので、空の青に木々の緑や花の鮮やかな色が映えます。周囲は普段見ることのない植物ばかり。通路に沿って進みます。
こちらはパパイヤの実。時々スーパーで見かけますが、実際に木になっているところは初めて見ました。
こちらは様々な種類のサボテンが並ぶコーナー。植木鉢に収まるものもあれば、見上げるほどの高さになっているものもあります。
ベンチ横にはたわわに実ったバナナ。こんなにたくさん実をつけるの?高さや葉っぱの大きさにも驚きです。
果物だけでなく花もたくさんあります。こちらは色鮮やかなハイビスカス。三条市にいることを忘れてしまいそうになります。
室内は階段で上り下りでき、さまざまな高さから植物を見ることができます。お邪魔した当日は、晴れ間はあれど外は冷たい風。こちらは年間を通じて15度以上に保たれ、冬でも暖かいです。
温室の外も見どころ・彩りいっぱい
せっかくなので、温室を出て保内公園を散策してみます。山に沿ってつくられているので高低差がありますが、一息つける東屋が点在しているので安心です。
早速、色鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれました。様々に色づいた葉っぱが通路を彩ります。
開放的な芝生の広場。自然の木々の緑がさらに彩りを加えてくれます。こちらも高低差があるのでゆっくり歩きましょう。
東屋から越後平野を見渡すことができました。
奥にはさらに高い展望台やトレッキングコースにつながる散策路が伸びています。さっきまで亜熱帯の植物を眺めていたのに、こちらは日本の原風景。優しい里山の色合いです。
最後にバラ園に立ち寄ると、シーズンオフではあったものの、可憐な姿で楽しませてくれました。
今回は「緑の相談所」2階から温室に入りましたが、こちらが正面入り口。駐車場から階段を上ってすぐに行けます。天気が悪くても寒くても、雪の中でも緑を楽しめる「熱帯植物園温室」。保内に来た際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。
【マップ】
保内公園 熱帯植物園温室
三条市下保内3714番地
- 電話
- 0256-38-5240(緑の相談所)
- 営業時間
- 9~17時
- 休業日
- 火曜(祝日の場合は開館)
- 駐車場
- 有(80台)
- 施設内飲食
- 有(現在は休業中)
- 授乳室
- 無
- おむつ
交換台 - 無
- 自動販売機
- 有
- 利用料金
- 無料
- HP
- https://www.honaikouen.com/(外部サイト)
※2021年12月20日現在